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『高校生と考える 日本の論点2020-2030』

今回は、神谷おすすめの本を置いている教室内のこげ茶の本棚(通称:Kamitaniの本棚)のうちの1冊をご紹介します。

書名

桐光学園大学訪問授業シリーズ『高校生と考える 日本の論点2020-2030』(左右社)

本の概要

この本は、さまざまな分野で活躍している方を桐光学園に招いて、中1から高3生の希望者に講義してもらったものを、本のかたちにしたものです。

20人ほどの方が中高生のためになさった講義が1冊にまとまっています。

おすすめポイント①

もとが講義のため話し言葉で書かれていて、読書初心者の人でも読みやすいです。また、一人の方の講義が数ページ分で完結するので、10分もあれば1つのお話を読み切ることができます。

おすすめポイント②

それぞれの方が自分の人生を振り返りつつお話しをしています。本書全体として一番参考になったのは、人ってそれぞれ本当に違う人生を歩んでいて、色んな生き方が有りなんだな、と再確認できたことでした。

たとえば吉川浩満さんの回のタイトルだけ取り出すと「私の理想―大きな志とやり抜く力」「私の現実―四つの仕事」「大志抱けず、長続きせず―私の履歴書」「成り行きと運と縁―小さな夢と志」(以下略)となっています。大志抱けず、長続きせず、に思わず笑ってしまいましたが、個人的には「こういう人生も有りだよなぁ…」というのが素直な読後感でした。

他の方も自分の黒歴史をさらしてくれたりして、さまざまな生き方が有りうることがわかります。私自身、今後自分はどう生きていきたいかを考える上で、とても参考になりました。

最後に

一人の方の講演を読むのにかかる時間が10分ほどだったので、1日10分のお楽しみ、として毎日こつこつ読んでいました。

すごく内容が印象に残っている回、読んでもよくわからない、あまり面白くなかった回もありましたが、それを含め「多様な生き方・考え方」に触れられるというのが本書の最大の良さだと思います。

個人的にはラストに収録されている赤坂真理さんのお話しが、一番印象に残りました。

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