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日本の子どもの幸福度は最下位レベルですか…

ユニセフが今月3日に発表した報告書によると日本の「子どもの幸福度」の総合順位が38か国中20位だったそうです。

ただし、この20位という順位は「精神的幸福度」「身体的幸福度」「スキル(読解力、社会的なスキルなど)」の総合順位だそうで、「精神的幸福度」の順位は38か国中37位という泣ける結果になっています。肝心の精神面がほとんど最下位って…。悲惨すぎて悲しくなります。

こういうニュースが流れると「子どもの置かれている状況をどう変えるべきか」「子どもへの教育をどう変えるべきか」ということに話題が向きがちなのですが、どうなんですかね。それも大事なことだと思う一方で、一番肝心なことは子どもへのアプローチを変えることじゃない気がしています。

よく言われるように、もし「子どもは社会を映す鏡」だとするなら、日本の子どもの幸福度の低さは日本社会の問題点を映しだしているだけです。問題の根幹が大人たちが作っている社会の側にあるのなら、子どもへのアプローチを変えるだけでは事態は改善しません。

子どもたちからたまに聞こえてくる「大人になりたくない」という声がこの問題の本質を表していると思うんですよ。子どもたちから見て、周囲の大人たちがあまり幸せそうじゃないんだろうな、と。で、いつか自分も大人になるのはわかっているわけですから、そりゃ夢も希望もないよなぁ、と。

教育のお仕事って一言で言えば子どもの幸福に貢献しようとする活動だと思ってます。私自身はずっと「人はどうすれば幸せに生きることができるのか」「どうすれば今より幸福度の高い日々を送ることができるようになるのか」がずっと関心のど真ん中にあって、色んな本を読んできている最大の理由は、この問いの答えを求めてのことです。

子どもたちの幸福を本気で願うなら多分、大人たちのなすべきことは自分の幸せに本気で向き合うことなんじゃないかと思っています。もっとも、これが生きていく上で最も難しい人生の課題の1つなのでしょうが。。

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