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春になると思い出す恩師との別れ

3年前の春に慕っていた先生が亡くなったとの知らせが届きました。お葬式の最後列で涙が止まらなかったあの日のことを今でも鮮明に覚えています。

涙の理由はもちろん先生が亡くなった、先生ともう二度と会えないという悲しみが有りました。でもそれ以上に大きかったのが、自分の馬鹿さ加減が本当にいやでいやで…。

ちゃんと知ってたはずなんですよ、先生の体調が思わしくないことは。どうしてさっさと会いに行かなかったのか、と。どうしてまだ大丈夫なんて勝手に思い込んでいたんだろう、と。

半年ほど前から仕事が忙しくなり、また大きな決断の前後だったことも重なり、心の余裕を失っていました。「忙しいとは心を亡くす」とはよく言ったもので、たしかにあのときの私は心を亡くした大人だったのかもしれません。

「君みたいな魅力的な若者に出会えて俺は幸せ者だ」と経営者に成りたての頃の私に語りかけてくれた先生。お会いするたびに少しでも参考になるようにと沢山お話ししてくださった先生。「子供たちに良いと思ったら後先考えずにお金を使うんじゃない!」とぽんこつ経営者の私に頭を抱えてた先生。

私はその先生が大好きでした。

先生にもう一度お会いするより自分にとって大事なことなんて無かったはずなんですよ。忙しさに負けて、本当に大切にしたかったはずのことさえ見失っていた…そんな自分が情けなくて仕方ないです。

もう一度、先生の笑顔が見たかったな…。この時期になるとどうしても思ってしまいます。

そして、二度と心を亡くして生きたりしない、と自分に誓いなおすのです。

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