失敗の原因だけはつかんでおく

今回は、最近読み直した『小さな悟り』枡野俊明著(知的生き方文庫)の雑感です。

まずは印象に残った箇所のご紹介♪

過去はどんなに悔やんでもやり直しがききません。「過去の自分」をコントロールするのは不可能なのです。

しかし、過去を忘れてしまえばいい、捨ててしまえばいいという単純なものでもない。正しい忘れ方・捨て方があります。それが「1日を振り返る時間を持つ」こと。

皆さんも毎日、何かしら「失敗したなぁ」と思うことがあるのではないでしょうか。おそらく「何もかも上手くいった」なんて日は皆無でしょう。その大なり小なりの失敗を流さずに、あるいは「あ-、イヤな1日だった」というようなマイナス方向での大ざっぱ捉え方をして落ち込まずに、原因だけをつかんでおく。そうすれば、次に同じようなことに出くわしても、失敗しないですみます。

中高生と普段から接していて、同じ失敗を繰り返してばかりの子って、たしかに「振り返る習慣」が根付いていないケースがほとんどです。

失敗して、一時的に落ち込んで、ほとぼりが冷めたあたりで、また同じ失敗…

「同じ失敗を減らす」ために「失敗の原因だけはつかんでおく」

ホント良いアドバイスだと思います🍀

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