元教え子向けに週1で書いてるメールマガジンのネタにちょうどいいかと、5月は以前に読んだ『しないことリスト』pha著(だいわ文庫)を読み返しています。
この本、好みが分かれそうで万人におすすめって感じはしないのですが、個人的には好きな本です。
「はじめに」の中で一番心ひかれたのがこの一節。
いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくてもいいこと」だ。この本は、世間で「しなきゃいけない」とされていることを1つ1つ検討していって、「あれもこれも別にしなくてもいいんだ。人生ってもっと幅があるものなんだ」と、少し力を抜いてラクに生きていけるようにするために書いた。
何というか、日本の人って世代を問わず、人生をまじめに(深刻に)とらえ過ぎというか、もう少し肩の力を抜いてラクに生きるようにする方が幸せな人生になりそうだな、と感じる人が結構います。
自分の人生を振り返っても、やみくもに頑張ろうとするのを小休止して、少し肩の力を抜いてリラックスを心がけるようになってからの方が事態が良い方向に向かったことが何度もありました。
そんなわけで、引用部の「少し力を抜いてラクに生きていけるように」って言い回しが、個人的にとても素敵だなと感じてしまいます🍀