自分の人生について真剣に考えない限り

今回も最近読み直した『自分の時間』アーノルド・ベネット著(三笠書房)の雑感です。

まずは印象に残った箇所(第12章:財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている)の紹介です。

世間では、それと気づいていながら毎日膨大な時間が無駄にされており、したがって、大多数の人間は本当に充実した人生を送っていない。

しかし、そうした悲しむべき事実を、大声で言いたててもどうにもならないのだ。所詮、人はそれぞれ自分で自分の人生について真剣に考えない限り、本来成し得ることも成し得ないのであるから。

本で太字だった箇所をそのまま太字にしました。

最近の自分が時間を浪費モードだなと感じたときに、本棚から引っ張りだし、さっと読み返す本書。

軽妙な語り口は好みが分かれるでしょうけど、私は時々こういう語り口の本に触れたくなります。

古本屋さんに売るかの判断も有って今回読み直したのですが、めでたく(?)我が本棚に再収納となりました🍀

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