この夏にふとしたきっかけで関心を持って読んだストア派哲学の本『心穏やかに生きる哲学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を8月中旬ぐらいに読み終えて、8月下旬からは同じストア派の『幸せな人生に「夢」なんていらない』浅桜新著(フォレスト出版)という本を読んでいました。
この本、タイトルもそうですし、表紙にある「その夢を見て、幸せになれた?」というメッセージもなかなか刺激的です。
哲学って基本的には「自分の頭で考える姿勢」を身につけるためのものと思っていて、世間的に当たり前のように正しいとされる考え(夢=良いもの)に対し、「本当にそう?」と疑問を投げかける本書は、きちんと哲学しています。
教科書っぽい構成・内容ではなく、小説調になっていて、なかなか楽しく読めました♪
…ただ、直接の教え子(中高生)に本書は…タイトル含め刺激的過ぎて、少しすすめにくいかな、さすがに(^^;)
20代以降になったら主人公に感情移入しやすいですし、内容もおすすめです。
夢=良いもの、素晴らしいもの、というレッテル貼りをしていると夢の負の側面が見えなくなる(これは夢に限らず全てそう)ので、内容として知っていて損はないと思います🍀